情報学はサイエンス&コミュニケーション
情報学は科学の発展とコミュニケーションの深化を牽引し新しい価値を産み出す。
スマートフォンでSNSを使った対話、地球の裏側の見知らぬ誰かと協力してゲームをプレイ。
すでにあなたは情報を使いこなしていることでしょう。
もう始まっている未来。
ロボットが未来の友達なら、その友達ロボットは人間の友達とどう違うでしょう?
ロボットが作る社会では,人種問題はあるのでしょうか?
それを知るには、人間を見つめ直す必要があります。
心とは何かを探る科学的研究や,脳のしくみの探求はその重要な手段です。
遠い宇宙にも、友達はいるかもしれません。
スマートデバイスや最新の映像技術を用いた天文科学教育は、
宇宙をどんどん身近にしてくれています。
一方、大容量通信ネットワークやソーシャルメディアは、
地域のなかの交流や世代を超えた交流をうみだし、
コミュニティの新たな可能性を拡大し続けています。
ここからグローバルな問題に目を向ければ、
世界にもっとたくさんの友人の姿が見えてくるはずです。
科学の成果を社会に生かし、
さまざまなつながりから価値を産み出す学問、
それが、サイエンス&コミュニケーションとしての情報学です。
名古屋大学に新設された情報学部では、
複雑化・多様化する現代社会が直面しうる問題を発見し、
課題を解決する知識・思考・対話力を身につけ、
人類の未来、社会のあり方を探究し、
新しい価値を創造する人材を育成します。
情報学は人間と社会と技術をつなぎ、
世界を拡げる新たなコミュニケーションを創り出します。
情報は、世界を動かす。